Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

東京堂書店神田神保町店

順天堂病院への通院帰りに、久々に神保町に寄ってみる。

いつものコースは書泉グランデ三省堂書店神保町本店に

より周辺の古書店を眺めるのが定番。

今日はスズラン通りを進み、最初に東京堂書店神田神保町店に入る。

東京堂に来るのは、相当久しぶりだ。

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久々の東京堂書店いいね!
平台、フェア、既刊面陳あらゆる商品からインスパイヤされた。
この感覚はちょっとご無沙汰していた。

最近は体調もあって多摩地区の書店さんしか行けないから・・・
多摩地区にもジュンク堂や、くまざわ書店ACADEMIA(相模原)があり、
アイテム的に困ることはないのだが、このインスパイア感はちょっと違うな~。
(昔の青山ブックセンターの感覚に近いかもしれない。)

 

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1Fから3Fまで、ぐるっと回ると欲しい本が沢山ある。

最近、大量の蔵書を断捨離したばかりなので、買うのに躊躇してしまうが

値段の張らないものを選んで三冊購入。

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なんと「返品のない月曜日」(猪狩春男)が、東京堂書店限定復刊していた。

懐かしさのあまりサイン本を購入する。(就職活動の時に読んだ)

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よくよく見ると、外観が海外の書店風でかなりオシャレだよね。

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他に目に留まった書籍。この3冊も買いたかったな~ (今回は我慢)

地図で読み解く日本統治下の台湾

地図で読み解く日本統治下の台湾

 
ソビエトデザイン 1950−1989

ソビエトデザイン 1950−1989

  • 作者: グラフィック社,石田亜矢子
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2019/08/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 
美学校1969-2019: 自由と実験のアカデメイア

美学校1969-2019: 自由と実験のアカデメイア

 

 

ビデオキャプチャーか・・・

押入れの中にVHSテープが80本ほど眠っている。

前は300本ぐらいあったので、これでもかなり断捨離した方だ。

今残っているのはマイコレクションの中でも厳選した80本だ

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さてこのVHSをどうするか? 

正直、のんびりない見ている時間はないし、ストックする場所もない。

(「みうらじゅん」や「やくみつる」なら全部ストックするのだろうが)

結局、断捨離するしかないのだが・・・

 

VHSの内容はテレビ番組の録画が大部分で、芝居とバラエティ番組。

芝居は1980年代、90年代前半(DVD普及前)のもので、NHK芸術劇場の

録画が多い。「夢の遊民社」「唐十郎」「オンシアター自由劇場

蜷川幸雄」「井上ひさし」や小劇場系の舞台が中心。

バラエティ番組では、バブル期の深夜番組(実験的番組)が中心で

カノッサの屈辱」「やっぱり猫が好き」「今夜は最高!」など。

ほとんどがDVD化されていないので、

バブル期のカルチャー史的に貴重なアーカイブなのだが・・・

VHSデータをパソコンに取り込む(データ化)ための

ビデオキャプチャなるものがあり、データ化して保存する方法がある。

(もちろん個人のみで楽しむために)

八王子のビックカメラビデオキャプチャーを購入し、テスト的にやってみた。

データ化には等倍で再生する必要があり、編集も行うと非常に手間と時間がかかる・・・

いくら時間があるとはいえ、これは厳しいな。

さて、どうするか・・・

 

アーカイブの一端)

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「つか版忠臣蔵」(1982年 テレビ東京)もあります。

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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍(岩波新書)

著者が「荻上チキsession-22」に出演していたので

本書が気になっていた。遅ればせながら購入し読了。

 

独ソ戦にの詳細を知るにつれ、従来の理解が書き替えられた。

それは地獄だ。ドイツとソ連のあいだで繰り広げられた

血で血を洗う皆殺しの闘争で、想像を絶する惨劇だ。

 

独ソ戦は、一般的にドイツ国防軍将官の回想録や戦記を通じて、

軍事的な背景や戦闘の経緯などがミリタリーファンに知られるが、

実情の多くはそこに書かれていない。そんなに生易しいものではなく、

ある意味ではホロコースト並ぶ惨劇であった。

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)

 

独ソ戦は「通常戦争」「収奪戦争」「絶滅戦争」この3つが重なり合って

遂行された複合的な戦争だった。戦争が進むにつれて後者(2つ)の色彩が

濃厚になり軍事的合理性は押しのけられた。その結果、膨大な人的被害を生んだ。

 

第二次大戦の人的被害を日本、ソ連、ドイツで比較してみると。(数値は本書より)

 日本 :戦闘員210万~230万人。非戦闘員55万~80万人。

 ソ連 :戦闘員866万~1140万人。民間人450万~1000万人。疫病・飢餓800万~900万人。

     ※ソ連崩壊後の情報公開で、死者総数が2000万人から2700万人に上方修正された。

 ドイツ:戦闘員444万~531万人。民間人150万~300万人。(独ソ戦以外も含む)

 

独ソ戦=「人類史上最大にして、もっとも血なまぐさい戦争(本書曰く)」を

あらためて再認識し、理解できた一冊であった。
www.tbsradio.jp

これは経費で落ちません!

ドラマ「これは経費で落ちません!」にハマってます。

主演は多部未華子。全十話。第一話が終わった後に

友人からススメられ見るようになった。

これが面白い。

第一話が見れてないのが悔しい。再放送しないかな。

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多部未華子の凛とした佇まいと奥手な性格。部長(吹越満

をはじめとするキャラの立った経理部の面々。

あるある感が満載の社内情景。そして

一話完結の事件(物語)のリアリティ・・・

すべてがバランスよく纏まっていて、大変見心地がいい。

 

原作は集英社コミック。

(8/27追記)

YouTubeで第一話を見る。やはり最初に第一話を見ないとダメだと実感・・・

主人公「森若(多部未華子)」のキャラ説明。経理部内・社内の人間関係のヒエラルキー

森若と山田(重岡大毅ジャニーズWEST)の決定的な事件など、

物語の前提となる内容がてんこ盛り。もっと早く見ればよかった。 

 

そしてルパン三世が生まれた

8月20日。新聞のラテ欄を読んでいてふと目が止まった。

BSプレミアム「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」

特集「そして、ルパン三世が生まれた ~命を吹き込んだ男たち~

 

番組を見てその内容に唸った。

期待通り、いや期待以上だった。

この番組は永久保存版だ!

録画していなかったのが悔やまれる。

26日に再放送があるので録画をお願いした)

 

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作者モンキー・パンチ(今年4月逝去)がこの番組に

間に合わなかったが非常に残念である。

是非とも本人の話を聞きたかった。

 

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途中で路線変更となったものの、

ルパン三世 TV第1シリーズ」の斬新さ(リアリズム、スピード感)こそ

今に続くルパン三世の魅力の原点となっている。

それだけに、路線変更を宣告された時の、演出家・おおすみ正秋の発言が

非常に生々しかった。

 

 1971年 TV第1シリーズ開始時のオープニング

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