Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

富士総合火力演習

一昨日、使っていないデジカメをハードオフに売りに行った。

機種はSONYサイバーショットDSC-P5。懐かしい横長デジカメだ。

箱、説明書、ケースはなく本体のみ。それにメモリーススティック4本。

驚きの買取価格は、カメラ50円メモリースティック10円*4本

合計90円。とほほほほ・・・(苦笑)

 

f:id:Makotsu:20200523215953j:plain

かなり長い間使用していなかったので、売る前にデータの中身を確認。

メモリースティックには2006年の「富士総合火力演習」と2007年の

箱根駅伝の応援」「新日本プロレス1.4東京ドーム」の写真が入っていた。

 

懐かしい写真だな~と思っていたら。

今日、富士総合火力演習やってたんだね。前は夏の終わりだったはず。

今年はコロナ禍で規模縮小、一般公開なしでネットで生中継されていた。

 

火力演習には二度行ったことがある。

この方面が好きな友人が毎年応募して、当選した年に連れて行った

もらった。(相当の競争倍率。あれ以来当選の声を聞かない)

 

f:id:Makotsu:20060827121014j:plain

 

貴重な体験だった。素人なのでこんな感想。

 ・迫力(音、光、爆風)・・とにかく凄い。実物は凄い!

 ・空挺部隊・・太陽を背に音もなく降下してくるので直前まで気づかない

 ・戦車砲・・想像を絶する轟音、爆風で頬が引きつり耳がキーンとなる。

 ・秒単位・・「弾着ゃ~く・・・今」着弾時間は秒単位で管理

 ・自衛隊員 の多さ・・一度にあんなに大勢の兵士を見るのは壮観

 ・グッズコーナー・・かなり充実。まるでフェスのグッズコーナー

 ・暑かった・・炎天下野外での見学。熱中症一歩手前

 

f:id:Makotsu:20060827114648j:plain

※写真はすべてメモリースティックから出てきた2006年の総火演

f:id:Makotsu:20060827121140j:plain

 

いつもニュースで報道される時に必ず

「今日一日で 弾薬 ●●トン、●億円分 を使用しました」

と最後に付け加えられますが、今の時代このアナウンス必要かな? 

 

youtu.be

朝ドラ「エール」 紺碧の空

朝ドラエール」を一週間通して観たのは今週が初めて。

第8週「紺碧の空」(5/18~5/22)は、感動したな~。

私は早稲田出身ではないけれど、「紺碧の空」を聞くと

血が沸き立つ。 いい応援歌だよな~。

この応援歌を歌える早大生は幸せだ。

 

f:id:Makotsu:20200522204430j:plain

 

ドラマでは、応援団長の三浦貴大がいい演技だった。

あと「あさイチ」の近江ちゃんが、1年間だけ早稲田応援部に

いたというカミングアウトには驚いた。

(結婚していたということにも驚いたけど)

 

youtu.be

週刊文春スクープ 黒川検事長は・・

週刊文春のスクープ「黒革検事長の賭けマージャン」。

・・なんとお粗末極まりない結末よ! 

 

閣議決定での定年延長、自分勝手な法制度解釈。

そのいい加減な論理が破綻すれば、しらっと後付けで

検察庁法改正案の採決強行・・・結局、延期。

これだけ勝手気ままに暴走しときながら、足元をすくわれると

”訓告処分”で片付ける!?(そんなに軽い処分か?)。

 

検察庁法改正、コロナ対策(マスク、保障給付金、星野源)、

遡れば森友学園桜を見る会・・まで、政権の行政手腕

不誠実な態度については腹の立つことばかり。SNSでつぶやく以外に、

この怒りを政権にぶつけられないのが大変もどかしい。

 

f:id:Makotsu:20200521175357j:plain

 

なぜか今回も政権に打撃を与えたのは週刊誌だった。

昨今では、政権の暴走に警鐘を鳴らし、大きなダメージを

与えているのは週刊誌(文春、新潮)であるイメージが強い。

部数の落ち込みは激しいものの、週刊誌は頑張っている。

 

本来、政権の暴走をチェックし声を上げるのは

国民の代表である与野党の議員、そして新聞、放送のマスコミの役割

ではなかったか?これがどうも機能していないようだ。

情けない限り・・「もっとしっかりしろ!」

と声を大にして言いたい。

 

新しい生活様式・・を志向するならば、政権と国民の関係性も

新たなカタチを模索していかねばなるまい。

 

さて今日も「荻上チキ・session-22」を聞いて頭の中を整理するか。

 

www.tbsradio.jp

古今亭志ん朝 ソロバン節

伊集院光のラジオ番組で落語家の歌うレコード特集」を

やっていた。そこでかけられたのが「三代目古今亭志ん朝」が歌う

ソロバン節」。絶品だった!

 

歌唱の上手さはもとより、リズム感、節回し、センス、艶・・

どれをとってもプロの歌手顔負け。さすが希代の落語名人は

何をやっても超一流だ。

 

落語レコードの世界 ジャケットで楽しむ寄席演芸

落語レコードの世界 ジャケットで楽しむ寄席演芸

  • 作者:伊藤一樹
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 単行本
 

 

このレコードをチョイスしたアーカイヴァーの

鈴木啓之さんよると、

「35年前に大瀧詠一さんがラジオでかけたのを聞いて、

 手に入れたくなり、5年かけて探し出した」

志ん朝さんの歌は2枚しかリリースされていないのが残念。

 もっともっと聞きたかった。」 だそうだ。

 

確かに、志ん朝師匠の歌声はもっともっと聞きたかった。

 

DU BOOKS刊「落語レコードの世界」によると、

 志ん朝師匠の歌手活動のレコードは3枚だった。

ソロバン節」「すんなり来たねロボタンの歌」。

 

f:id:Makotsu:20200520193308j:plain

 

「ソロバン節」 YouTubeにはこの音源しかなかった。


そろばん節

 

 ※CDでは、萩原哲晶作品集に収録されています。

ハイそれまでョ~萩原哲晶作品集

ハイそれまでョ~萩原哲晶作品集

  • アーティスト:オムニバス
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: CD
 

 

以下、ソロバン節以外の歌。

 

「すんなり来たね」 


志ん朝師匠の歌 すんなり来たね

 

ロボタンの歌」


(1966) ロボタン Robotan Theme 로보탄

平成テレビクロニクル 全3冊

東京ニュース通信社(「TVガイド」を発行する出版社)が、

「平成テレビクロニクル」という本を刊行した。

1989年(平成元年)から2019年(平成30年)までのテレビを

ドラマ、スポーツ、アニメ、出演者、番組表、紅白 等から

網羅的に捉え、平成の30年を振り返る内容だ。

 

・「平成TVクロニクル Vol.Ⅰ 1989-1998」

  ~強かった日本。強かった日本のテレビ

・「平成TVクロニクル Vol.Ⅱ 1999-2008」

  ~ネットとテレビ。デジタルとテレビ

・「平成TVクロニクル Vol.Ⅲ 2009-2019」

  ~スマホとSNSがテレビを監視する

 

f:id:Makotsu:20200519190126j:plain

 

テレビ好きの私だが、正直このシリーズには期待していなかった。

「TVガイド」発行の出版社の特性から、”広く浅く”の内容だろうから

私には物足りないだろう・・と想像していたからだ。

 

ジュンク堂書店立川高島屋店で現物を手に取った。

「むむ・・結構幅広く網羅しているじゃない。

 それに個々の解説も深い。これはいけるな~!

 この価格でも”クロニクル””を名乗るに相応しい内容だ。」

と高評価だったので、最初の「Vol.Ⅰ 1989-1998」のみ購入した。

 

平成TVクロニクル Vol.1 1989-1998 (TOKYO NEWS BOOKS)

平成TVクロニクル Vol.1 1989-1998 (TOKYO NEWS BOOKS)

 

 

 なぜ1冊「Vol.Ⅰ 1989-1998」のみの購入だったかというと、

「Vol.Ⅱ 」「Vol.Ⅲ 」の内容が分からない・・・つまり

この時代のテレビを見ていないから読んでもピンとこないのだ。

1989~1998だと8割から9割の内容が理解できるが、1999~では

おそらく2~3割程度しか理解できない。

 

原因としては、年齢的なライフスタイルの変化や仕事の多忙化

もあるが、やはりネット、スマホ、SNSの普及だろう。

明らかにテレビを見ていた時間がこちらにシフトしる。

(職業柄、本を読む時間は死守するつもりだったが、

 こちらもずいぶんシフトしてしまった。)

 

我々50代のテレビ視聴時間の推移が、平成テレビの変遷を

如実に物語っていた。このシリーズ各巻のサブタイトルも

少し自虐的だが、その現実を記していた。

 →「Vol.Ⅰ:強かった日本のテレビ

 →「Vol.Ⅱ: ネットとテレビ

 →「Vol.Ⅲ:スマホとSNSがテレビを監視する

 

ちなみにVol.Ⅰのトップで真っ先に紹介されていた番組は

ビートたけしお笑いウルトラクイズ」 (1989.1.2OA) だった。(笑)

 

youtu.be