Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

演劇(芝居)

20170824 WAHAHA本舗全体公演 ラスト3 東京凱旋公演

2017年を振り返るシリーズ。 2017年8月24日(木)WAHAHA本舗全体公演ラスト3中野サンプラザ 八王子公演の感動からサンプラザにも足を運ぶ。実質的な千秋楽で、中身はパワーアップしていた。 終演後、ポカスカジャンのCD「ラストラン」を購入。大久保ノブオさ…

20170909 加藤健一「喝采」

2017年を振り返るシリーズ。 9月9日(土)加藤健一「喝采」下北沢本多劇場 久々の加藤健一。共演は竹下景子、大和田伸也、山路和弘ほか実力派揃い。バックステージもののいい芝居だった。久しぶりに”芝居を観た”と実感する。(最近は喜劇ものが多かったので…

20170910 ザ・フルーツ2 愛しのドラム

2017年を振り返るシリーズ。 9月10日(日)ザ・フルーツ2 愛しのドラム赤坂RED/THEATER 春風亭昇太さん、六角精児さん、中島淳彦(脚本・演出家)が売れない三流GS(グループサウンズ)バンドを演じるその名も「ザ・フルーツ」。今回は2回目の公演となる。…

20170921 カンニング竹山単独ライブ

2017年を振り返るシリーズ。 9月21日(木)カンニング竹山単独ライブ2017 天王洲銀河劇場 噂に違わぬすごい熱量のライブだった。 カンニング竹山さんがこのライブの為に 一年間準備するというのは本当だろう。 かなり感銘を受けた。 来年も是非観に行きたい…

20171006 大川興業「暗闇演劇イヤホン」

2017年を振り返るシリーズ。 10月6日(金)大川興行「暗闇演劇イヤホン」 下北沢スズナリ 一緒に行った友人は、昔から大川興業を観ており、劇団関係者とも親しい間柄。私は大川興業初体験。 特殊な芝居だった。開園後、劇場内は真っ暗闇となり、俳優のセリフ…

2017 行けなかったライブ、落語会

心身ともに腰痛に苦しむ一年だった。チケットを取り楽しみにしていたライブ、落語会も行けなくなり、友人に代わって行ってもらった。 来年は元気に行けるようになりたい!そんな願いを込めて行けなかったイベントを備忘録的に・・・ ・ポール・マッカートニ…

20170603 劇団唐組「ビンローの封印」

2017年を振り返るシリーズ。 6月3日(土)新宿花園神社 紅テント劇団唐組「ビンローの封印」 25年ぶりの再演(小生は初めて)。異国が舞台(台湾?)の話は紅テントの無国籍感を際立たせ、ダイナミズム溢れる作品だった。怪優”久保井研”の魅力も存分に堪能。…

20170623 熱海五郎一座「消えた目撃者と悩ましい遺産」

2017年を振り返るシリーズ。 6月23日(金)熱海五郎一座「消えた目撃者と悩ましい遺産」 新橋演舞場 東京喜劇の王道、三宅裕司率いる熱海五郎一座。上品な”お芝居見物”と”浅草軽演劇”の雰囲気を”ごった煮”で味わえる。 レギュラーメンバーは既に大物の域にあ…

悲劇喜劇 2017年1月号

某大型書店にて、店頭在庫の最後の一冊をゲットできました。

「落語と演劇」のあいだに

昨日のFacebookで12月7日発売の雑誌「悲劇喜劇」2017年1月号の特集が「落語と演劇」なのを知った。 今日、病院帰りに立川と八王子の大型書店を全て探し回ったが、残念ながら全店在庫切れだった。 しまった。私とした事が迂闊だった・・・ 悲劇喜劇 2017年 01…

訃報 根津甚八 !

年末押し詰まってまた訃報だ。それも根津甚八さんが・・・ 根津さんには、思い出に残る 一枚の写真がある。PARCO出版 「唐組 状況劇場写真集」の中の 「河童」(78年)の舞台写真 「腹話術師ダルタン」。 「河童」(78年)腹話術師ダルタン とにかくこの写真…

つかこうへいの「かけおち83」

9日のNHKテレビ「あの人が選ぶあの番組 春風亭昇太〜芸を支えたテレビ」で昇太師匠が修行時代に観て衝撃を受けた番組として銀河テレビ小説「つかこうへいの”かけおち83”」をあげ再放送された。 マジか!? これは奇跡だ!しかし、その時間は家にいない・・・…

唐組第58回公演「夜壺」

唐組公演「夜壺」(演出、久保井研+唐十郎) の初日を観に行く。今回は猿楽町の明治大学構内。ビル街の空き地に紅テントが映える。 やっぱり テント芝居はいいね。”無国籍”ならぬ”無時代”な世界観がテント内を異次元の世界に変える。色、臭い、汗、熱、叫び…

続 つかこうへい伝(水道橋博士のメルマ旬報)

9月12日のラジオビバリー昼ズの ゲストは水道橋博士。その中で有料メールマガジン 「水道橋博士のメルマ旬報」で 現在企画中の内容を話してくれた。 その中になんと「続 つかこうへい伝」の話があった。もちろんこれは、長谷川康男著「つかこうへい正伝」以…

あゝ新宿 ースぺクタクルとしての都市

早稲田演劇博物館の特別展 「あゝ新宿 −スペクタクルとしての都市」を ようやく最終日(7日)に見に行くことができた。 当日は早稲田大学のオープンキャンパスで 高校3年生、親御さんで大学内はごった返していた。演劇博物館にもそれらしい、高校生の親子…

昭和芸人 7人の最期(文春文庫)

本日のビバリー昼ズのゲストは、銭湯の風呂桶ケロリンで有名な富山の製薬会社「内外薬品」の若き社長(37歳)であり、大衆芸能研究家でもある笹山敬輔 さん。 ケロリン桶 関東版 00350出版社/メーカー: ハインツ・コーポレーションメディア: ホーム&キッチン…

ポケモンGOと30時間市街劇「ノック」

「ポケモンGO」の画期的なところは GPS機能、グーグルマップとガメラにより 街中をリアルなゲーム空間に変えてしまう ところにある。これってものすごく画期的だ。 歩きスマホの危険性ばかり言われているが、 マップと物語(ゲーム)を結びつける方法 の可能…

舞台中継「出発」(1978年:東京12ch)

先日の「つかこいへい正伝」イベントで 上映された秘蔵映像には本当に驚いた! ネットで調べてもヒットしないので 詳細は不明だが、1978年に六本木俳優座劇場で上演した 「出発」をテレビ用に演出を修正し公演直前に放送したもの。サントリー1社提供で昼間…

イベント「つかこうへいとは、何者だったのか?」

新田次郎文学賞受賞記念イベント「つかこうへいと、は何者だったのか?」水道橋博士、樋口毅宏、長谷川康夫 7月7日(木)19:00〜 la kagu 長谷川康夫さんの著作「つかこうへい正伝」 関連のイベントの第二回目。前回は「私の体の一部はつかこうへいで出来て…

劇団東京乾電池創立40周年記念本公演

東京乾電池が創立40周年だそうだ。北村想書下ろしで下北沢本多劇場で 記念公演を行っている。 友人からチケットを譲ってもらい観てきた。「ただの自転車屋」(北村想 作) キャストは柄本明、ベンガル、綾田俊樹 東京乾電池は芝居をやっていた学生時代から …

「鶴瓶噺2016」「山名屋浦里」

「鶴瓶噺」初体験だった。開口一番「今日は落語はやりませんからね! 間違えないでくださいよ」 私「えっ?!・・・なんで?」 そうなのだ。鶴瓶噺」(つるべばなし)とは、「自身の身の回りで起こった日常の話題を面白おかしく 話すスタイルなのだ。」そん…

熱海殺人事件 千秋楽

昔の芝居仲居と「熱海殺人事件」の千秋楽を観た。 1983年に劇団つかこうへい事務所の解散公演「蒲田行進曲」を 紀伊國屋ホールで観て、呼吸ができないほどの興奮を味わい、 それを糧に一緒に芝居をしてきたメンバーだ。 32年経って風間さん、平田さんの「熱…

柳家喬太郎×長谷川康男夫=つかこうへい?

非常に楽しみにしていたイベントに行く。 柳家喬太郎 × 長谷川康男夫 「人生で大切なことは、つかこうへいから教わった」 2016年1月25日(月)会場:ラカグ、主催:新潮社 喬太郎師匠は中学時代、ミステリー小説好きなことから 間違えて「小説熱海殺人事件」…

「熱海殺人事件」 紀伊國屋ホール千穐楽

12月26日(土)紀伊國屋ホール。ついに風間杜夫、平田満の「熱海殺人事件」を観た!それも紀伊國屋での千穐楽。 芝居の内容はご想像にお任せします。声量が無かったな〜 もったいない。 唯一、大山金太郎が熱海の砂浜でアイ子を殺害するシーン。何故かここで…

人生に大切なものは、つかこうへいから教わった

紀伊國屋ホールでチラシをもらった。柳家喬太郎 × 長谷川康男夫「人生で大切なことは、つかこうへいから教わった」2016年1月25日(月)会場:ラカグ、主催:新潮社 これは凄いぞ!当代一の人気落語家「柳家喬太郎」さんと長谷川康夫さんが「つか芝居」を語り…

「つかこうへいを語ろう」風間×平田×長谷川

つかこうへい正伝 1968-1982 出版記念「つかこうへいを語ろう」風間杜夫×平田満×長谷川康夫 トークショー新宿・紀伊國屋ホール しびれた・・・! 蒲田行進曲ラストの階段落ちにこの曲を持ってくる・・・それもテープを繋げ延々15分間。 やはり、つかさんは天…

当日券惨敗・・・ 熱海殺人事件

このキャストでの熱海殺人事件は観ないと一生後悔しそうなので、マチネとソアレの当日券抽選に並ぶ。しかし、当日券はそう簡単にな取れなかった・・・キャンセル待ちもたった4人。(私は9人目) 人生そう上手くはいかない・・・。

「熱海殺人事件」 KINTA 新潟より上京!

親友のKINTAが新潟から上京してきた。目的は紀伊國屋ホールで上演されている「熱海殺人事件」を観るため。急遽、大学時代の芝居仲間KENと三人で集まることにした。小生としては、とっておきの”おでん屋”(有名店)を予約しようとKINATAに打診すると・・・。 …

つかこうへいによるつかこうへいの世界

「つかこうへい正伝」を読んでいる。息苦しい程の高揚感に包まれながら読んでいる。これが「つかこうへい」なのだ。 やっぱりそうだった。 かすかな記憶が鮮烈に体感となって蘇る。 つかこうへいによるつかこうへいの世界 (角川文庫 (6219))作者: つかこうへ…

証言 日本のアングラ 演劇革命の旗手たち

また芝居のいい本を見つけてしまった。インスパイアされまくり! [証言]日本のアングラ作者: 西堂行人出版社/メーカー: 作品社発売日: 2015/10/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る