”篤姫”の余韻冷めやらぬ中、珍しく第一回目から見る。
オープニングは、関白秀吉が上杉景勝、直江兼続に接見し、兼続に
家臣になることを強要するが、拒否されるシーン。
いきなりクライマックスシーンを冒頭にぶつけてきた。
この演出は新鮮! 掴みとしては、かなりインパクトがあった。
存在感といい、カリスマ性といい第一回目の中では際立っていた。
あと、吉川晃司の織田信長、笹野高史の豊臣秀吉もいい味出している。
第一回目としては、視聴率も良かったようだし、
私の感想もなかなか好感触だった。しばらくは見てみよう・・・
しかし、テーマが”義と愛”の一本調子というのはどうだろうか?
今後は、キャスト陣の演技力か、強いドラマ性がないと、
飽きられるのでは・・・。(っていうか、少なくとも私は飽きる)
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最近の大河ドラマでは、Gacktといい上杉謙信のカリスマ性”毘沙門天の化身”
をフォーカスする演出が多い。
歴史小僧(白夜書房)の戦国武将偏差値ランキングによると、
上杉謙信は61。戦国武将の中では、かなり下の方だ。
カリスマ性は抜群だが、政治面の低さが如何ともしがたいそうだ。