Makotsu Garage

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世紀の誤報

今朝は、緊急地震速報(警報)に驚いたね!

飛び起きて、身構えていたが、待てども待てども揺れず・・・。

幸い(と言っていいのか?)誤報だった。

まあ、人騒がせなことだ。


こんな時でも、流石は唯我独尊”テレビ東京”! 通常番組を放送していた・・・。


世紀の誤報(勘違い)として有名なのが”べルリンの壁崩壊”。


時は1989年11月9日。亡命者の急増、国内デモの発生に窮していた

東ドイツ政府は、旅行法の改正を議会で可決した。改正点は

 ①11月10日から(つまり翌日から)

 ②ビザを持っている者(政府に認められた者のみ)

ベルリンの壁を除く国境通過点から出国できる。  というもの。


11月9日夕、東ドイツ政府広報担当 シャポフスキ政治局員は旅行法改正の

発表記者会見を行った。しかし、彼は議会に出席していなかった為、

改正点を知らないまま記者会見に臨んだ。


シャポフスキは、「ただ今から、東ドイツ国民は『ベルリンの壁』を含めて、

すべての国境通過点から出国が認められる。私の知る限り即刻だ」と発言した。
 

これを聞いたベルリン市民は「たった今から、誰でもベルリンの壁を超えられる」

と考え壁に殺到した。

国境警備兵たちは「出国は自由化された」と叫ぶ人たちを押しとどめることができず、

9日中にベルリンの壁は開放された。


もう20年前、ふた昔前の出来事でっせ・・・。