Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

黒澤明 全30作品を完全鑑賞

この雑誌は前に1、2度買ったことがある気がする。

最近「勝新太郎」と「黒澤明」のバトル”影武者降板劇”を読んだばかりなので、

食指が動いた。


一個人 ( いっこじん ) 2010年 04月号 [雑誌]   一個人 ( いっこじん ) 2010年 04月号 [雑誌]


中身(記事)は、なかなか良くできている。

黒澤明の入門書としては、その辺の書籍よりもずっと分かりやすい。

私も黒澤映画は、戦前・戦中の作品(姿三四郎など)や晩年の作品(夢、まあだだよ)以外は

ほとんど観ている。


この雑誌を読んでいたら無性に「七人の侍」が観たくなった。

志村喬三船敏郎千秋実加藤大介、木村功宮口精二、稲葉義男。

やはり志村喬の侍大将が魅力的だ。


   七人の侍


黒澤映画はやはり白黒がいい! 陰影の深さが映像のイメージを深く焼きつける。


私が好きなのは「悪い奴ほどよく眠る」(50才)「天国と地獄」(53才)

「野良犬」(39才)「生きる」(42才) カッコ内は撮影時の黒澤明の年齢。

”世界の三船”はカッコイイし”ゴンドラの唄”のブランコ は痛烈な印象だ!



撮影時の年齢を知ると、まだまだ俺も頑張らねば! と思います。