この雑誌は前に1、2度買ったことがある気がする。
最近「勝新太郎」と「黒澤明」のバトル”影武者降板劇”を読んだばかりなので、
食指が動いた。
中身(記事)は、なかなか良くできている。
黒澤明の入門書としては、その辺の書籍よりもずっと分かりやすい。
私も黒澤映画は、戦前・戦中の作品(姿三四郎など)や晩年の作品(夢、まあだだよ)以外は
ほとんど観ている。
この雑誌を読んでいたら無性に「七人の侍」が観たくなった。
志村喬、三船敏郎、千秋実、加藤大介、木村功、宮口精二、稲葉義男。
やはり志村喬の侍大将が魅力的だ。
黒澤映画はやはり白黒がいい! 陰影の深さが映像のイメージを深く焼きつける。
私が好きなのは「悪い奴ほどよく眠る」(50才)「天国と地獄」(53才)
「野良犬」(39才)「生きる」(42才) カッコ内は撮影時の黒澤明の年齢。
”世界の三船”はカッコイイし”ゴンドラの唄”のブランコ は痛烈な印象だ!
撮影時の年齢を知ると、まだまだ俺も頑張らねば! と思います。