母校(大学)の先生だった種村季弘先生のことを書いたら。
大学の同級生”にしのこ”さんから
「種村季弘先生のカスパーハウザーの本、どこいったかしらない?」
というコメントが届いた。
(今は河出文庫になってます)
しまった・・・!
私の本棚にある。
もう20年も私が蔵書しているが”にしのこ”さんのだったのか・・・。
1928年5月28日ドイツ・ニュルンベルクの街角に奇妙な少年が現れた。
彼は小汚い恰好で言葉は喋れず、手には何かが書かれた手紙を持っていた。
それこそが19世紀最大のミステリーの一つと言われる、
カスパール・ハウザーだった。
(長くなるので、詳細は下記アドレスを参照ください)
http://x51.org/x/04/02/2543.php
カスパール・ハウザーを初めて知ったのは、
野田秀樹の戯曲「小指の思い出」からだった。
舞台上を疾走し、そのまま宇宙の彼方へ消えてしまう野田戯曲。
少しでも頭に引っかかるキーワードは、観終った後に一生懸命調べる。
カスパール・ハウザーもその一つ。
(こうゆう時にウィキペディアは大変便利!)
今でも調べたを憶えているキーワードは、
護良親王、自来也、ハイエルダール、琵琶湖就航の歌、太田幸司、
坂口安吾、萩尾望都、西田幾多郎、ジークフリート、水蛭子(ひるこ)、当たり屋・・・
”にしのこ”殿。本は今度の飲む時にご返却いたします。