そういえば2006年の今日私は尾道にいた。
当時、いろいろあって瀬戸内海・広島を旅していた。その日は尾道の造船所にあった
映画「男たちの大和」実物大のオープンセットに寄った。
見物していると、突然テレビカメラや取材記者が大勢出てきて
セレモニーが始まった。 なんだなんだ?
ようやく状況が呑み込めた。今日が戦艦大和の沈んだ日だったのだ。
戦艦大和追悼セレモニーが始まった。
関係者の献花、黙とう、そして追悼ラッパが捧げられた。
実際に大和の乗組員だった老人が水兵帽子を被って参加していた。
マスコミに取り囲まれた老水兵を見たら、感慨深いものがあった。
実物大の大和に乗って感じたのは、”いかに巨艦とはいえ船だ”
その限られた空間に爆弾、魚雷、機関銃が雨あられと降り注いだのだろう。
艦上は、まさに阿鼻叫喚の地獄が繰り広げられたはずだ。
目の前には、61年前のそこから生還した方が・・・。
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後日見た映画は、正直ガッカリだった。
帰りに尾道の海沿いの道を宿に向かって歩いていたら、
街頭インタビューを受けた。
めずらしく饒舌に語った。
あれからもう4年か・・・・・。
本当に政権交代してしまったもんな〜。
時が経つのは早い。