いよいよカメルーン戦が始まる。
相手はFIFAランキング18位でアフリカトップ。（日本は42位）。
インテルのエトウはじめヨーロッパのトップリーグで活躍している
選手も多数いる。
冷静に考えれば比較にならないほど格上だ。
「一勝できるかも？」などど浮かれてる場合ではないのだ。
死ぬ気闘わなければ勝てる相手ではない。
2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会TM オフィシャルガイド (ShoPro Books)
ワールドカップを初めて見たのは、多くの人と同じように
東京12チャンネル「三菱ダイヤモンドサッカー」だった。
小学校の頃に見た1974年大会の西ドイツ対オランダ戦が記憶に残る。
ベッケンバウワー、ゲルト・ミューラー、ヨハンクライフだ。
その後からNHKでも中継が始まった。
ケンペス、マラドーナ、ジーコ、スキラッチ、バッジオ、フリット、
ワールドカップで華麗なサッカー史を見続けてきた。
しかしそれは日本代表とは全くの別世界。
手を触れることさえできない、はるか彼方だと思っていた。
そんな日本がワールドカップに確実に近づいたと思ったのは。
1994年アメリカ大会最終予選、決勝リーグの韓国戦勝利だった。
しかしドーハの悲劇で夢は砕けた。
1998年フランス大会は初出場が命題だったが、
国立での韓国戦でまさかの逆転負け、加茂監督辞任・・・・・。
岡田ジャパンは最後の最後まで踏ん張り、3位決定戦へ。
そして日本サッカー史に残る「ジョホール・バルの感激」
岡野のゴールで日本はワールドカップ初出場が決定した！
私は正座しながら泣いた。 夢が叶ったのだから。
あまりにも信じられなくて！
2002年日韓大会は、文字通り”燃えた”
日本国中があんなに熱かった瞬間があったことさえ、今思うと信じられない。
それ以降は、いまひとつ勝ちきれない。
忸怩たる思いだ。
今回は強豪グループということもあり、最初から否定的な報道が多くみられる。
でもね〜 ワールドカップに出場することは夢なんだよ。
マスコミの罵詈雑言をうち消すように、日本代表にメッセージを伝えようではないか。
「頑張れニッポン！ 死ぬ気で闘ってこい！。こっちも死ぬ気で応援するぞ！」
日本ワールドカップのルーツ「三菱ダイヤモンドサッカー｝
ＡＣミラン（フリット、ライカールト、ファンバステン） ＶＳ ナポリ （マラドーナ）
