元プロレスラーで鬼軍曹、プロレス中継の解説でお馴染みだった、
- 作者: 山本小鉄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/22
- メディア: 単行本
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ヤマハ・ブラザースの試合は、金曜夜八時のテレビ中継では放送されないので、
残念ながら記憶にない。
どちらかと言うと、古館伊知郎との名コンビでのテレビ解説の記憶が強い。
「猪木選手」「猪木選手」という声が耳に残る。
また、新日本の道場では、鬼軍曹として、
藤原、前田、高田、船木、闘魂三銃士(武藤、蝶野、橋本)をしごいた。
山本小鉄といえば「人間台風」ゴリラ・モンスーンとの闘い。
よくテレビ解説でも
「私がゴリラ・モンスーンと闘った時にはですね・・・・・」
と鼻高々に名調子を唸っていた。
山本小鉄の自慢話でしか、ゴリラ・モンスーンというレスラーは知らないが、
196cm、158kgの巨漢レスラーで、WWWFからWWFで活躍し、ビンス・マクマホンの
片腕として要職を務め、1994年にWWE伝道入りした名レスラーだそうだ。
1999年没。
山本小鉄に大金星を提供したことで、日本のプロレスファンに
名前を刻まれたレスラーだ。これも外人レスラーの宿命か。
ジャイアント・スウィングが得意技。
山本小鉄の訃報を聞き
旧き良き”昭和プロレス”が、また一つ失われていく・・・
との感慨が胸に染み入る。
ご冥福をお祈りします。
合掌。