Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

プロ野球ニュース革命

開幕前は、「地上波の全国ネット放送がない。」

などと危惧された日本シリーズだが、

第六戦は18.9%。第七戦は20.6%と高い視聴率となった。

長かったけど、いい試合だったもんな!


そんな中、発売日を首を長くして待っていた雑誌が発売された。


野球小僧 2010年 12月号 [雑誌]   野球小僧 2010年 12月号 [雑誌]


佐々木信也責任編集「プロ野球ニュース革命」

巨人、ON偏重報道から一線を画し、新たな野球の見方を提示した伝説の番組。


ここでいう「プロ野球ニュース」とは、1976年から2001年まで

フジテレビで放送された第二期と呼ばれる番組をさす。



それ以前のプロ野球放送は、圧倒的にジャイアンツが中心。

ジャイアンツ以外の試合は2〜3分のスポーツニュースでの結果紹介のみだった。

(短時間の放送なら、放送権料が発生しなかった)

ましてやパリーグの試合はニュースでもあまり放送されなかった。



プロ野球ニュースは、そこに革命を起こした。

全6試合をすべて解説者をつけて放送した。

私もパリーグの試合を見たのはこの番組が初めてだったと思う。

選手がエンタテインメント的な要素をもったのもこの番組からだった。


名物コーナーも多く生まれた。

  ・今日のホームラン

  ・珍プレー、好プレー集

  ・オフ企画「わがふるさと」「異色対談」「家庭訪問」「クイズトーナメント」等


特にオフ企画はショッパかったけど見てしまったな〜。

当時の野球選手はなぜパンチパーマに、ハイネックのシャツばかりなんだろうか?。


雑誌の内容は、佐々木信也関根潤三土橋正幸高木豊みのもんた中井美穂

のインタビュー。年表で見るプロ野球ニュース、ドキュメント誕生から終了まで・・・。

さすが白夜書房編集部!  内容は充分にお腹を満たしてくれました。