録画してあったヒューマンドキュメンタリー
「つかこうへい 日本の芝居を変えた男」(NHK 12月24日放送)を見た。
見た感想は、
「???・・・」「そこにフォーカス当てんの?」「それだけで終わり?」
途中で見るのが辛くなってきた。
つかこうへいによるつかこうへいの世界 (角川文庫 (6219))
録画を見る前に友人のKさんから番組の感想メールをもらっていた。
Kさんとは大学時代一緒に芝居をやり、つか芝居を見た仲だ。
彼は卒業後、つかこうへい事務所の継承劇団である、劇団Cカンパニー
で役者をしていた。なので間接的ながら全盛期のつか芝居を体験している。
彼の感想は、贅肉を削ぎ落としたように的を射ていた。
「番組を創っているスタッフが既に、つかさんの事をよく知らないんだなって感じだね。
予想はしてたんだけど。」
NHKテイストな構成の番組だった。
非常に荒っぽく言えば「大分市つかこうへい劇団」を中心につか芝居を語り、
在日という環境がつか芝居の原点だと単純化しているようだった。
Kさんの感想はこう結ぶ
「本当に近い人はあまり語らない感じだね。言葉では言い尽くせないし、
所詮すべてをは分かって貰えないから。」
・・・そうなのかもしれない。
正確に伝えることは難しいことなのだろう・・・。
ただ、つか芝居がこうゆう形で歴史に刻まれてしまうのは、不本意である。