Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

つかこうへい 日本の芝居を変えた男

録画してあったヒューマンドキュメンタリー

「つかこうへい 日本の芝居を変えた男」(NHK 12月24日放送)を見た。


見た感想は、

「???・・・」「そこにフォーカス当てんの?」「それだけで終わり?」

途中で見るのが辛くなってきた。


つかこうへいによるつかこうへいの世界 (角川文庫 (6219))


録画を見る前に友人のKさんから番組の感想メールをもらっていた。

Kさんとは大学時代一緒に芝居をやり、つか芝居を見た仲だ。

彼は卒業後、つかこうへい事務所の継承劇団である、劇団Cカンパニー

長谷川康夫風間杜夫平田満酒井敏也、岡本麗 ほか)

で役者をしていた。なので間接的ながら全盛期のつか芝居を体験している。


彼の感想は、贅肉を削ぎ落としたように的を射ていた。


「番組を創っているスタッフが既に、つかさんの事をよく知らないんだなって感じだね。

 予想はしてたんだけど。」


NHKテイストな構成の番組だった。

非常に荒っぽく言えば「大分市つかこうへい劇団」を中心につか芝居を語り、

在日という環境がつか芝居の原点だと単純化しているようだった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%88%86%E5%B8%82%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%B8%E3%81%84%E5%8A%87%E5%9B%A3


Kさんの感想はこう結ぶ

「本当に近い人はあまり語らない感じだね。言葉では言い尽くせないし、

 所詮すべてをは分かって貰えないから。」


・・・そうなのかもしれない。

正確に伝えることは難しいことなのだろう・・・。


ただ、つか芝居がこうゆう形で歴史に刻まれてしまうのは、不本意である。