今日はこの話を語らずにはいられない。
フジテレビ元プロデューサーの横澤彪さんが八日に亡くなった。
テレビバラエティーの歴史は、間違いなく横澤以前、横澤以後に
分類されるであろう。それは我々世代がリアルタイムに体験した
テレビバラエティーの歴史が刻まれる瞬間であった。
1980年の「THE MANZAI」で漫才ブームを巻き起こし、その勢いで
「笑ってる場合ですよ!』『森田一義アワー 笑っていいとも!』『オレたちひょうきん族』
を立て続けにヒットさせ、お笑い界ビッグ3ことタモリ、ビートたけし、明石家さんまを
スターダムへと押し上げた。
横澤さんのお笑いに対する、先見の明とセンスの良さは秀でている。
青春時代の多感な時期に、横澤イズムに接した私は、とにかく番組を見て笑った。
そのうち物足りなくなり、自分でシナリオを書き、友人とカセットテープで作品を
創るようになった(スネークマンショーのようなもの)、
そして最も面白い”芝居”の世界に辿り着いた。
フジテレビ開局50周年記念DVD オレたちひょうきん族 THE DVD 1981-1989
土曜日の夜は「オレ達ひょうきん族」のこの曲が耳に残った。「EPO DOWN TOWN。」
そして深夜には「DAISUKI」(OPはシュガー・ベイブの「SHOW」)を見ていた。
懐かしい時代だ。ちょうど今日の成人が生まれた時代の話だ。
暗い気持ちさえ、すぐに晴れて、みんなウキウキ、ウキウキ
ダウンタウンへ繰り出そう〜。ダウンタウンへ繰り出そう〜。(坂本真綾Ver)
横澤さんに合掌。