「おニャん子クラブ」には踊らなかったが、
「オールナイターズ」には少し踊った。
「モーニング娘。」には踊り狂ったが、
「ABK」は年齢的にも、ちょっと様子見・・・。
そんな貴兄にオススメの本が
「おニャン子」「モー娘」のビジネスモデルは何が違うか?
著者曰く「デフレカルチャー」での心の消費に(秋元康が)マッチさせたのが
AKB48のシステムだと説く。
また、大相撲とAKB48と宝塚は、日本型雇用システムに近いもので運営されている。
長引くデフレ不況による期待所得の低下がもたらした若者の地方回帰、
それがSKE、NMBの誕生に繋がるという社会の変化の分析も興味深い。
この本は純粋な経済書だが、
著者、田中秀臣さんのアイドル愛が
行間に溢れているぞ。
以前に読んだ
「モー娘。」の経済学―「国民的アイドル」に学ぶ、時代の流れを読み切るマーケティング戦略
とは内容に、「月とスッポン」の差があった。
書物として比較すること自体が、失礼にあたるだろう・・・・・。