Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

1991 雲仙・普賢岳

昨晩放送されたNHKのドキュメンタリードラマ

「1991雲仙・普賢岳 避難勧告を継続せよ」

は凄かった・・・。


1991年6月3日、噴火活動を続ける雲仙・普賢岳で大火砕流が発生。

43人の命が失われた。・・・・


この災害は、日本の防災体制に、さまざまな教訓と課題を残しました。

火砕流の悲劇から、今年で20年。いま島原の人々は、当時の経験と記憶を

語り継いでいかなければならない、との思いを深めています。


20年前、災害の現場で何が起き、人々はそれにどう立ち向かったのか。

島原の人々の証言を基に、NHKが保存する膨大なニュース映像を駆使し、

日本社会がかって経験した災害史の実像を伝えます。

NHKホームページより)


当日、災害の現場で何が起こったのか。

島原市長、駐在さん、消防団、フランス人火山学者、地震火山観測所所長・・・

それぞれ、どう立ち向かっていったのか。

火砕流が発生するまでの日時をカウントダウンで再現する。


どこまでがニュース映像で、どこからが再現ドラマなのかも

簡単に識別できないほど、緊迫感の漂うドキュメンタリードラマだった。

本当に凄かった。


上記の番組趣旨は充分に感じることができた。



それにひきかえ

本日放送されたNHKスペシャル

「シリーズ原発危機 第一回 事故はなぜ深刻化したのか」

に出演していた当事者たち(総理官邸、保安院原子力安全委員会東京電力)の

無責任な発言の数々には、本当に憤慨した!。(つづく)