大ショックだった・・・。
昨年亡くなった親父は、中学校の社会科の教員をやっていた
せいもあり、そこそこの蔵書があった。
幼少の頃、そんな本をパラパラとめくっていたのが、
今の職業に繋がっているのかもしれない。
そんな貴重な蔵書を、母親は部屋片付けと称して
捨ててしまった・・・。
蔵書の中には、平凡社 大百科辞典(1931年版)全28巻があった。
昭和27年の3刷縮刷版だが、戦前の臭いをぷんぷんさせた非常に興味深いものだった。
他にも、昭和20年代後半から昭和30年代の日本地理・風俗や風土記(宮本常一的なもの)、
地図大系、伊能忠敬はじめ古地図など貴重なものがあったのだが、
すでに”あとの祭り”だった。
気がついた時には、半分が捨てられており、
慌てて回収した市の清掃局に問い合わせたが、手遅れだった。
悔やんでもしかたがない、
半分は手元に残ったことを幸運と考えるしかないようだ。
こうゆう本でもアマゾンでは取り扱っているから凄い!
大百科事典〈第1-28巻〉 (1931年) 価格は8万円でした。