先週会社で藤原和博さんの講演会があった。
藤原さんは、東京大学経済学部からリクルートに入り、数々の伝説を作り、
出版社メディアファクトリーを立ち上げた人物でもある。
有名なのは民間からはじめて中学校の校長(杉並区立和田中学)となったこと。
講演は、新刊「坂の上の坂」を題材にしたもの。
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本
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子ども時代をゆっくり過ごし、一人前になり、兵役を果たし、
夢中に一生懸命仕事をしていたら隠居の時期となり、死を迎える。
この時代だから、坂の上の空の一朶の白い雲をのみを見つめて坂を
登って行けたということも考えられる。
現代の日本人の平均寿命は、男性が79.64歳、女性が86.39歳。
60〜65歳で仕事をリタイヤしても、まだ20年ある。
坂の上の先には、まださらなる上り坂が見えるのだ・・・。
本書は、40代から50代で意識を転換させ、50代からの”30年間”を
どう過ごすのかについて55のヒントが書かれている。
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: 文庫
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ここまで読んで頂いたイメージはどうでしょうか?
藤原さんの講演内容は、皆さんのイメージする内容とは、かなり想定外の内容だと思います。
エネルギッシュであり、ポジティブであり、非常に多くの元気を頂いた。
それは、あたかも坂の上の雲の主人公「秋山真之」の青年時代そのものだった。
坂の上に着けば、次の坂の上の雲を見つめて前のみ見つめながら歩く。
そう楽天家たちは、前のみ見つめながら歩いくのだ。
坂の先には、さらなる上り坂があることを知り、楽しく歩いていこう。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のように