Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

われらがダルビッシュ

ダルビッシュ日本ハムの本拠地札幌ドームで記者会見を行った。

慣れ親しんだピッチャーマウンドの横に会見席を設け、

1万人のファイターズファンに自分の言葉で決断の理由と感謝を述べた。


会見は7年間お世話になった札幌のファンへの感謝に溢れていた。

そして他では語らなかった移籍理由について本音を語った。


「(最近は)野球をする上で、モチベーションを保つのが難しかった。すごい勝負がしたかった」

「(大リーグで)日本選手の評価が低く、日本の野球が下に見られているのも嫌だった。

 世界中の誰もが『ナンバーワンはダルビッシュだ』と言ってもらえるような投手になりたい」


時々、目を少し潤ませながら、真摯に語る姿は

ダルビッシュと札幌のファンの絆の深さを物語った。




記者:7年間で一番印象に残っているシーンは


ダル:2006年プレーオフ第二戦(対ソフトバンク)、両者無得点で迎えた9回裏、ベンチから見ていて

   札幌ファンの声援で斉藤和己投手がトップバッターの森本稀哲さんにストレートのフォアボールをだした時。

   あんな大投手でさえファンの声援(力)で・・・。 このファンの為に闘おうと思った。
   (試合は9回裏、日本ハムのサヨナラ勝ち)


えのきどいちろうがインタビューでこんな事言っていた。

「札幌のファンは、ダルビッシュが入ってきて、日本を代表する投手に育つ過程を

  リアルタイムで見てきているんですよ。どこえ行っても。 われらがダルビッシュ! なんです」





記者会見のニュース映像を見て、

めちゃめちゃダルビッシュを応援したくなった。