書店の店頭で満州国(帝国)を扱った雑誌・ムックが目立つ。
満州国が建国して今年で80年目だからだようだ。
それにしても何故? 今、この時期に?
実態は”植民地”であった満州を、どう伝えているのだろう?
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: 雑誌
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どれも当時のカラー写真をふんだんに使い
13年間だけ存在した幻の国の真実を伝えている。
「王道楽土の真実」。記述はいたって客観的だ。
関東軍、謀略、侵略、植民、拓殖、王道楽土、日本の生命線、ソ連軍侵攻、敗戦、
居留民の悲劇、都市計画、南満州鉄道、地平線に沈む夕日・・・。
満州帝国の光と闇 完全保存版―建国80年目の真実 (Town Mook)
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: ムック
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まさに20世紀初頭の帝国主義そのものだ。
それをなぜ今?
読み終わっても、理由が分からない。
まさか、対中国戦略のプロパガンダではないだろうな・・・