8月31日にJR東中野駅ビル(アトレヴィ東中野)の3Fに開店した
「東京堂書店アトレヴィ東中野店」の評判がいいので、
今日の帰りに寄ってみる。たしかに大盛況だった。
駅ビル、東中野、東京堂書店という3つのテイストを上手く混在させた
コンパクトないい店だった。
最近はやり(?)の松丸本舗やペーパーウォール、蔦屋書店代官山的な
高級感溢れる什器と内装、そして間接照明&カフェ併設という居心地の良い雰囲気。
そして何より東京書店の真骨頂である書籍の品揃え、フェアが魅力的だった。
ブックフェアは、ワンランク上の内容だ。
・「晶文社在庫僅少本フェア」
・「没後25年 魅惑の深沢七郎フェア」
・「蘇(よみがえ)る松田優作フェア」
・「植草 甚一フェア」
・「没後20年、中上健次と”路地”」
居心地の良いスペースに、「最寄品」としての本と買回り品としての本が上手く混在されており
その混在さが買い手の購買意欲を刺激する・・・。
極めて”書店”らしい”書店”なのだと思う。
こんな書店が地元の駅にもあればいいなと素直に思う。
中上健次フェアより1冊買って帰る。
- 作者: 和賀正樹
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
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