年に数度の素人登山大会(リーダーは登山のべテラン)・・・
と言ってもバスとロープウエイで2612mまで登ってからの歩き(笑)
朝の3時集合して出発・・・の予定が遅刻魔のK氏が1時間の遅刻。
9時から登り始める。午前中の天気は最高!
千畳敷カールのカールとは、2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形だそうだ。
確かに凄い光景だ!
「アルプスの少女ハイジ」や「水曜どうでしょう ヨーロッパ21カ国」、「風の谷のナウシカ」
で見るような日本離れした風景に心踊る。
江戸時代以前にこの神秘的な光景を目にした人々は、雲上の世界、異界の存在を
信じたのだろう。その気持ちは十分に理解できる。
ゆっくりゆっくり登り、木曽駒ヶ岳山頂でカップ麺とお茶の昼食をとる。
こうなると何でもすごぶる美味しいのもだ。
下山途中では、遠く伊那谷の稲穂が金色に美しく輝いて見えた。
秋だなあ〜。
バスから見る渓谷では、岩魚釣りらしい釣り人の姿も・・・ これも気になる。
駐車場まで降りてくると、空には美しい虹が出ていた。
天気に恵まれた、いい登山だった。企画者のKさんに感謝!
エベレストに挑みエベレストで死んだジョージ・マロリーが
「なぜ山に登るのか」の問いに
「そこに山があるから(Because,it is there)」と言ったのは有名。
「5%ぐらいは山の魅力に触れることが出来た気がする」と自己申告する今日この頃。
人はなぜ山に登るのか―日本山岳人物誌 (別冊太陽―日本のこころ)
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