9月16日の情熱大陸は、年間1000本のCMやミュージックビデオ、コンサートの
振付けを依頼される”日本一忙しい振付師”振付稼業air:manだった。
その中心メンバー杉谷一隆が、この道に入る転機となった映画として
番組の中で語っていたのが、1964年に東宝が制作した、和製ミュージカル映画
「君も出世ができる」
出演:フランキー堺、高島忠夫、雪村いづみ。音楽:黛敏郎。監督:須川栄三・・・
この映画の存在は全く知らなかった・・・
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: DVD
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
情熱大陸で一部が放送され、その後YouTubeで探して見る。
・・・・・凄い!
何が凄いって、和製(?)特有の陳腐さがないのだ。
スケールにおいてもセンスにおいても本家に引けを取らない出来栄えだ。
少し言い過ぎだが、「巴里のアメリカ人」「雨に唄えば」のようでもある。
「鴛鴦歌合戦」と並ぶ和製ミュージカル映画の最高峰とされるのにも頷ける。
フランキー堺は名優だ。
出演者の屈託のない、底抜けの笑顔が眩しい・・・
高度経済成長時代の明るい未来が滲み出ているようだ。
ネットで調べたら、今年の4月に神保町シアターで開催された
「ひばり・チエミ・いづみ 春爛漫!おてんば娘祭り」で上演されていたのを知る。
スクリーンで観たかった!