Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

原節子のすべて 新潮社

原節子の記事が掲載された新潮45は買っていたが、

最近、新潮ムックとして発売された。

先週、TBSラジオたまむすび」で小林悠アナウンサーが紹介しているのを

聞いていたら、また読みたくなった。


オビには刺激的な言葉が踊る

「初めて明かされる悲しき真「美女」のそばには「怪物」がいた。

 それは小津監督ではない。彼女は、別の“ある男”に呪縛されていたのだ。

 知りたくはなかった「永遠の処女」の真実。


新潮45特別編集 原節子のすべて (SHINCHO MOOK)

新潮45特別編集 原節子のすべて (SHINCHO MOOK)


永遠の美女「原節子」は、1920年大正9年)生まれ。

1935年のデビュー以来1962年まで112本の映画に出演し事実上、女優業を引退。

1963年の小津監督のお通夜に出席したのを最後に、以後二度と公式の場に姿を現していない。

当時42歳。現在、鎌倉の親戚宅で暮らしているとされるが、近年では姿を見た者すら稀だそうだ。

現在の年齢は91歳。今は何をされているのだろうか? 未婚である。


日本人離れした美貌と早い引退、引退後の完全な隠遁生活から、

もはや「原節子」は、伝説の女優となりつつあり、関連書の出版も増えてきている。

本書は少々ゴシップ的な要素があるが、付録のDVD含め一読の価値あり。



これが原節子 伝説の主演作「新しき土」(1937年 日独合作映画)

当時16歳だそうだ!