Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

PB(プライベートブランド)商品の裏側

週刊東洋経済の副題に

「あなたが知らないPB(プライベートブランド)新事情」とある。

ブックオフがPBで新刊絵本を出していたとは知らなかった。


週刊 東洋経済 2012年 12/22号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2012年 12/22号 [雑誌]



絵本はフジテレビKIDSなどが応募する「Be絵本大賞」の

応募作を書籍化したもので、幼時から小学校低学年までを対象とした7点。

定価はすべて499円。全店舗の4割程度の380店で販売されている。

もちろんブックオフの店舗で新刊を販売するのは初めて。

商品のラインナップはこちら


なぜブックオフが新刊絵本を?

理由は「絵本や児童書には強い需要があるが、中古の絵本はページが破れて

いたり、落書きがあったりで良品の仕入れ(=買い取り)が難しい商品。

ファミリー層の集客を高めるためにも絵本、児童書の品揃え拡充が急務だった」とある。


商品がなければ創ってしまえ・・・ これこそはPBの原点である。

絵本7点の初版は各3,000部。販売好調で全点各3,000部の重版が決まったそうだ。

画面を見る限りクオリティはなかなか高そうだ。


PB「格安・高品質」競争の最前線

PB「格安・高品質」競争の最前線


セブンプレミアムトップバリューで話題のPBだが、国内の小売市場に占めるシェアは

約一割。欧州主要国の寡占化が進む小売市場では、PBのシェアが5割近くにもなる。

そう考えると国内のPBは進化・拡大する可能性を含んでいる。

もちろん書籍、雑誌の出版物にも・・・


ブックオフのPB。今後の大きな転機となるかもしれない。