Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

立川談春独演会 富久

21日、有楽町朝日ホール談春独演会を聴きに行く。演目は「黄金の大黒」と「富久」。

この日は年末ジャンボ宝くじの販売最終日。有楽町駅、西銀座チャンスセンターに並ぶ行列を

眺めながら、競艇の天才”談春”師匠の「富久」を年末に聴く・・・

賭けごとの神様が降臨するシチュエーションは整った。



富久は年末の話だ。

幇間の久蔵は、なけなしの一分(いちぶ)で大家から富籤(宝くじ)を買う。

その富籤がなんと1,000両の当たり札だった。

しかし、当たり札は家の大神宮様(神棚)に供えたまま、この前の火事で燃えてしまった

・・・と思っていたら・・・  (詳しいあらすじ


これを平成の名人立川談春が演じる。抜群の安定感と酔っ払いの人物描写は上手い。

上手すぎる。これではチケットが即完売な訳だ。

あまりのプラチナチケットの為、談春がはじめたのが デリバリー談春(通称:デリ春)

談春自らお客様のいる街へデリバリーするといもの。しかしこのチケットもプラチナだ。


  立川談春 独演会2013 〜デリバリー談春


最後に談春が語った中村屋勘三郎)との思い出にはホロリとさせられた。

そして三本締めでお開き。


談春さんの博才、そして演目の「富久」のこの運を使わない手は無い

その後、寿司屋で有馬記念の予想に熱中する。

さてさて、その結果は・・・・・   つづく