21日、有楽町朝日ホールに談春独演会を聴きに行く。演目は「黄金の大黒」と「富久」。
この日は年末ジャンボ宝くじの販売最終日。有楽町駅、西銀座チャンスセンターに並ぶ行列を
眺めながら、競艇の天才”談春”師匠の「富久」を年末に聴く・・・
賭けごとの神様が降臨するシチュエーションは整った。
富久は年末の話だ。
幇間の久蔵は、なけなしの一分(いちぶ)で大家から富籤(宝くじ)を買う。
その富籤がなんと1,000両の当たり札だった。
しかし、当たり札は家の大神宮様(神棚)に供えたまま、この前の火事で燃えてしまった
・・・と思っていたら・・・ (詳しいあらすじ)
これを平成の名人立川談春が演じる。抜群の安定感と酔っ払いの人物描写は上手い。
上手すぎる。これではチケットが即完売な訳だ。
あまりのプラチナチケットの為、談春がはじめたのが デリバリー談春(通称:デリ春)
談春自らお客様のいる街へデリバリーするといもの。しかしこのチケットもプラチナだ。
最後に談春が語った中村屋(勘三郎)との思い出にはホロリとさせられた。
そして三本締めでお開き。
談春さんの博才、そして演目の「富久」のこの運を使わない手は無い
その後、寿司屋で有馬記念の予想に熱中する。
さてさて、その結果は・・・・・ つづく