Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

映画 立川談志 (東劇)

本日は土曜日だけど仕事始めの全員出勤。

仕事が終わってから東銀座の「東劇」で「映画 立川談志」を観る

一周忌追善プロジェクトとして上演されているシネマ落語&ドキュメンタリー

演目は2席

 ・「やかん」(2005年10月12日 国立演芸場
 ・「芝浜」(2006年12月2日 三鷹市公会堂)


[ ]


仕事始めで久々に早起きした疲れからか、途中からうつらうつらしてしまった。

そして夢の中で「芝浜」がはじまった。

寝ぼけながらもグイグイと引き込まれる。

そして、女房が亭主に四十二両を見せるクライマックス。

圧巻だった。これが談志の「芝浜」か・・・

夢見心地だった。


この「芝浜」の出来から考えると、

家元(立川談志)自身が『芸術の神(ミューズ)が舞い降りた』と語った

2007年12月18日、よみうりホールでの【芝浜】とはどんなものだったのだろうか?

まさしく神の領域だったのだろう・・・。



小生は生で立川談志の落語を聞いていない。

落語を聴くようになった時期、家元は病に伏していた。

唯一、2011年2月21日に漫談・小噺を聴いている。

今思えば、ステージに立つのが奇跡というような状態だった。

幸運にも生の家元に接することができた。


家元の「芝浜」を生で聴きたかった!

・・・「よしとこう、また夢になると いけねえ」(※芝浜のオチ)