仕事で映画「じんじん」の試写会へ行く。
この映画は、俳優の大地康夫さんが絵本の里として町づくりを進める北海道の剣淵町を
訪れ、読み聞かせの風景を見た事がきっかけで生まれた映画。
以降、大地さんは企画・主演に携わり、映画の完成に全精力を注いだ。
全編にテーマである「絵本の心」が描かれたいい映画だった。
大地康夫さんの舞台挨拶にも、この映画に懸ける情熱が伝わってきた。
トークショーも時間をオーバーし会場係りのマキがかなり入っていた(笑)
仕事の機会でないと、こうゆう映画はまず見ることはないので、すごく新鮮だった。
大地康夫いい役者だ!
有名になったのは伊丹十三作品からで、「マルサの女」の当時は、
和製ジャックニコルソン と呼ばれていた。
「マルサの女」撮影時に、最初のメイクで大地を見た瞬間に、
メイクスタッフが発した言葉は「わッ!川俣軍司だ!」だったそうだ。
(川俣軍司って言っても、今の若い人は知らないだろうけど・・・)
この映画はスローシネマという興行形態をとる。
お近くで上演の際は、足を運んでみてください。