尖閣諸島、竹島問題が過熱する今、こうゆう書籍をメジャー出版社が発行するのか。
内容は「日本統治時代は善政で、朝鮮半島の近代化にいかに貢献したか。」
を写真満載で解説したビジュアル本。
う〜ん。ここまで一方的な主張も正直どうなんだろう?
- 作者: 水間政憲
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いくら合法的プロセスを経たとしても、
植民地支配は「善政」「悪政」という次元では無いと思うが・・・
ウィキペディアの植民地支配に対する評価の項目にはこう記してある。
植民地支配は被害、搾取の時代として否定されるのが世界的傾向である。
旧宗主国側では、近代化という恩恵を後進地域にもたらした善行であるという評価がなされる場合もある。
一方で、「部外者による発展」より「民族の独立」そのものに重きを置く価値観から、
こうした「恩恵説」に対する反発も存在する。
確か、幕末の勤王の志士達は「日本を欧米列強の植民地にさせてはならない」
というエネルギーから明治維新を成し遂げたという解釈が一般的だ。
国益、外交というものは、言ったもの勝ちなのかな〜 ・・・?