Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

テレビ・オブ・ザ・イヤー 2012

今日の朝日新聞書評「ニュースの本棚」」はテレビ60年だった。

還暦を迎えたテレビの前途を見ると、ネットの台頭、視聴者のテレビ離れ

広告収入の減少・・・ などなど景気のいい話は無い。

かといって、テレビの過去を振り返ったり、メディアとしてのテレビ論を語るのも、

ちょっとピントがズレている気がする。



そんななか、クイック・ジャパン誌上で現役の放送作家達が”最も面白いバラエティ番組”を選ぶ

恒例の「テレビ・オブ・イヤー」こそが、現在のテレビをリアルタイムで論じる、最も信頼のおける

ものだと私は思っている。

なんったって選考座談会メンバーが凄い!

高須光聖そーたに鮫肌文殊、伊藤正宏、都築浩田中直人、山名宏和、村上卓史、

樋口卓治、中野俊成。・・・ 現在のヒットメーカー達だ。

 今年度の受賞作は

大賞   「世界のはてまでイッテQ」(日本テレビ マッターホルン登頂。

副賞   「夢対決とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日

企画賞  池上彰の総選挙ライブ(テレビ東京

パーソン・オブ・ザ・イヤー   大久保佳代子


対談の中で、やはりテレビは画力、迫力、作り手の魂だという点で、非常に評価されていたのが、

レッドブルの宇宙からのフリーフォール」だった。