この本は、昨年12月に”第一戦を退く決意(引退ではない)”をした
中山雅史に対するナンバーのトリビュートアルバムだ。
Sports Graphic Number PLUS 完全保存版 中山雅史と日本サッカーの20年
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/02/14
- メディア: ムック
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中山雅史の歴史は、日本サッカーとワールドカップの歴史でもある。
ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜、1998年W杯初戦アルゼンチン戦、日本初得点(ジャマイカ戦)、
日本初勝利(2002年W杯ロシア戦)・・・ そこには気迫溢れる中山の姿があった。
1993年、1997年、1998年、2002年、2004年、2005年、2010年にナンバー誌上に掲載された
中山のインタビュー記事を振り返る。そして多くの戦友がゴンちゃんを語る。
中田英寿、ハンス・オフト、岡田武史、呂比須ワグナー、スキラッチ、高原直泰、井原正巳
そしてジュビロ磐田黄金メンバー(藤田、名波、福西)。
巻末は「カズからの手紙」(Dear GON from KAZU)。
「寂しいかと聞かれれば、寂しくないわけがない。かけがえのない”家族”」がいなくなったのだから。」
まだまだサッカーを取り巻く環境が恵まれないなかで、みんなの目がようやく日本サッカーに
向かってきた時代。その時代の変わり目を一緒に戦ってきたのがカズとゴンだった。
- 作者: 矢内由美子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/23
- メディア: 単行本
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それはプロ野球で言うON(王、長島)であり、大相撲なら大鵬、柏戸なのであろう。
中山雅史は日本サッカーの高度成長期を”気迫”と”執念”を前面に出し駆け抜けた。
「オー、マンマ・ミア ここにもカジラギがいるぜ!」と思わず呟いた。
(ピエルルイジ・カジラギ 元イタリア代表FW、ユヴェントス、ラツィオ、チェルシーでプレイ)