戦史、戦記の出版で定評のある原書房から発行された翻訳書。
ベトナム戦争から現在のアフガン戦争まで、特殊部隊の作戦史の代表的なものを紹介する。
それは大勝利もあれば、一敗地にまみれた苦い戦訓もある。
- 作者: ナイジェルカウソーン,Nigel Cawthorne,角敦子
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 単行本
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特殊部隊は少数精鋭のスーパーマン達だ。
イギリスのSAS、SBS、アメリカのグリーンベレー、デルタフォース、レンジャー、
ネイビー・シールズ6・・・オーストラリアのSASR 等々
特殊部隊のモチベーションの源泉は、エリート意識、バディとの仲間意識ではないだろうか?
ここで紹介されている作戦(オペレーション)の多くが映画化されている。
◎イラン駐アメリカ大使館人質救出作戦(1975年)
◎ミュンヘンオリンピック作戦(1972年)
→ 「Munich」(2005年) スティーヴン・スピルバーグ監督
◎ソマリア・アイディード将軍捕獲作戦(1993年)
→ 「ブラックホーク・ダウン」(2001年) リドリー・スコット監督
そうなると、「ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害作戦」(2011年)を題材にした映画
「ゼロ・ダーク・サーティー」(現在上映中)も観に行かなければな・・・・・。