Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

ラグジュアリー歌謡

知り合いが定期的に”昭和歌謡の会”というカラオケ女子会を開いている。

その名の通り、1980年代を中心にした歌謡曲のみを唄うそうだ。

なかなか面白そうだ。

書店の平台でこんな本を見つけた。


ラグジュアリー歌謡 (((80s)))パーラー気分で楽しむ邦楽音盤ガイド538

ラグジュアリー歌謡 (((80s)))パーラー気分で楽しむ邦楽音盤ガイド538


9人の執筆者が538枚のレコードやCDを紹介する。

もちろんジャケットの写真付き

ラグジュアリー歌謡とは造語で、ラグジュアリーという言葉に込めた

意味は下記のようなことだそうだ。

80年代のバブリーな予算と楽曲のクオリティが幸せな正比例をしている音楽。

テレビドラマ、アニメ、CMなどのブラウン管から浴びた、お茶の間感覚の

親しみやすさもありながら、洗練された楽曲。

どうしても漂ってしまう上品さ(極嬢とダンディズム)。

アイドル曲でありながら、洋楽志向のジャパニーズ・ポップスだけがもつ、

カフェでなくパーラーな感覚・・・・・


分かるような分からんような表現だが、80年代を生きた人が、この538枚の

ジャケットを眺めていれば、必ず理解できるはず。


地味だけけど、この本は愛蔵版だと思う。



ちなみに前回の”昭和歌謡の会”で一番盛り上がったのは

渡辺真知子の「ブルー」だったそうです。 

渋い、渋すぎる・・・!