アベノミクス成長戦略のこの時期にこのタイトル。
さすが別冊宝島だ!。
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/06/11
- メディア: 大型本
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山一証券、長銀(日本長期信用銀行)、北海道拓殖銀行、千代田生命、マイカル、そごう、
武富士、NOVA、リーマン・ブラザーズ証券、等々 記憶に新しい倒産劇も
その要因、倒産までの推移となるとよくわからない。
本書はそのあたりがコンパクトに理解できる。
- 作者: 山崎豊子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: Kindle版
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昭和の破綻劇ということでは、
安宅産業、三光汽船、ヴァンジャケット、大映、興人などの大型倒産を取り上げる。
出版業界からのエントリーは、「釣り」と「実話」と「人妻熟女」の桃園書房。
元社員の覆面座談会が生々しい・・・。
最終頁に「再建の神様」早川種三の言葉が載っている。
読後にこの言葉・・・ 説得力は計り知れない。
企業、会社というものは、他人がいかに潰してやろうとしても、
そう簡単に潰れるものではありません。
必ず内部から崩壊していくものです。
私は倒産の責任はすべて経営者にあると思っています。