Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

セブン&アイHLDGS 9兆円企業の秘密

ダニエル・ペナック著「奔放な読書―本嫌いのための新読書術」の冒頭

読者の権利10ヶ条」の第1条は”読まない権利”である。


「本を読む」という動詞は「本を読みなさい」という命令形には耐えられないものだ。

他の動詞、たとえば「愛する」とか「夢を見る」などと並んで、

この「読む」という動詞は命令形への嫌悪感を共有している・・・


会社でこの本を読みなさいなどと言われることがある。

しかし読みたくない本はなんとも苦痛だ。

今まで読了したためしがない。


セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦

セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦


本書はたまたま、読もうと思い購入した後に、

社内で推薦図書という回覧が着た。

オムニチャネルという視点でセブン&アイホールディングスを明かす。

セブンイレブンを書いた本は多いが、グループ会社・全体を書いた本はない。


セブン銀行、ロフト、赤ちゃん本舗セブンネットショッピングヨークベニマル

7−Eleven,Inc. イトーヨーカ堂セブン&アイ・フードシステム、そごう・西武


私はセブン銀行とロフトのストーリーが興味深かった。

両社とも成功のプロセスはセブンイレブンと全く同じだった。

読後感は、「鈴木敏文さんは凄い」というものだった。

決して社交辞令ではなく・・・。


奔放な読書―本嫌いのための新読書術

奔放な読書―本嫌いのための新読書術