ダニエル・ペナック著「奔放な読書―本嫌いのための新読書術」の冒頭
「読者の権利10ヶ条」の第1条は”読まない権利”である。
「本を読む」という動詞は「本を読みなさい」という命令形には耐えられないものだ。
他の動詞、たとえば「愛する」とか「夢を見る」などと並んで、
この「読む」という動詞は命令形への嫌悪感を共有している・・・
会社でこの本を読みなさいなどと言われることがある。
しかし読みたくない本はなんとも苦痛だ。
今まで読了したためしがない。
セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦
- 作者: 朝永久見雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書はたまたま、読もうと思い購入した後に、
社内で推薦図書という回覧が着た。
オムニチャネルという視点でセブン&アイホールディングスを明かす。
セブンイレブンを書いた本は多いが、グループ会社・全体を書いた本はない。
セブン銀行、ロフト、赤ちゃん本舗、セブンネットショッピング、ヨークベニマル、
7−Eleven,Inc. イトーヨーカ堂、セブン&アイ・フードシステム、そごう・西武。
私はセブン銀行とロフトのストーリーが興味深かった。
両社とも成功のプロセスはセブンイレブンと全く同じだった。
読後感は、「鈴木敏文さんは凄い」というものだった。
決して社交辞令ではなく・・・。
- 作者: ダニエルペナック,Daniel Pennac,浜名優美,浜名エレーヌ,木村宣子
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 1993/03
- メディア: 単行本
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