台風30号で甚大な被害の出たフィリピンのレイテ島に
1000人規模の自衛隊員が救援活動に向かうことになった。
レイテ島、タクロバン、オルモック・・・
太平洋戦争の激戦地であり、
大岡昇平「レイテ戦記」の舞台だ。
- 作者: 大岡昇平
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1974/09/10
- メディア: 文庫
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1944年10月、米軍はレイテ島タクロバンに上陸しフィリピン奪回作戦を開始した。
大本営は直前に戦われた”台湾沖航空戦”の戦果を誤認・過大評価し、
「ルソン島決戦」の方針を「レイテ決戦」に転換し、ルソン島より5個師団の増援部隊を
レイテ島に送った。しかし、台湾沖航空戦で大損害を被ったはずの米機動部隊は健在で、
制空権を失った状況での増援部隊、補給物資輸送となってしまった。
日本軍の投入兵力 84,006名、戦死 79,261名。生還率5.6%・・・・・
今回、その悲劇の地に自衛隊員が向かう。
救援活動という崇高な戦いの為に!
歴史は因果なものなのだろうか・・・