11月2日にオープンした噂の蔦屋書店本庄早稲田店に行ってきた。
店舗面積1,053坪!。本庄早稲田駅(新幹線の駅)の駅前。
同店は、「ライフスタイルの提案」を追及し生活提案型へと進化した、
これまでにないタイプの書店です。単に「本を売る」という従来型の書店とは一線を画し、
言わば「ライフスタイルを売る」新しい"書店"として、
知識・情報としての本と行動につながるアイテムを取り揃え、
「何かを知り、そして始める」お手伝いをする TSUTAYAがコンセプトとして掲げてきた
"生活提案の場"を追及した店舗となっております
レンタルなしの蔦屋書店。
うーん普通の書店ではない・・・
昔ながらの書店ゾーニングに馴染んでいる小生は、戸惑いを覚えた。
売り場は、ライフスタイル別の7つのゾーンに分かれている。
各ゾーンはそれぞれ、「料理」「インテリア」「美容」「キッズ」「ビジネス」
「芸術」「旅行」といったテーマが与えられ。
BOOK以外の小物、雑貨、調理器具や食器も取り扱う。
感覚としては、書店というよりLOFT(セブンアンドアイの生活雑貨店)に近い。
お客さんは口々に
「すごい本屋さんだね!」
「すごいね。すごいね」とあちこちで驚きの声をあげている。
皆、従来からの書店の概念をいい意味で裏切られているのだろう。
タリーズコーヒーは満席で順番待ちだった。
20年以上も出版業界で禄を食むでいる小生にとっては、
正直、これは慣れないと本が探しづらい・・・と思う。
しかし、書店は進化している。進化させているという事実、
そして書店も進化させることができるという可能性を痛感させられた。
この点は文句なしにリスペクトする。
今から20数年前の1980年代後半、小生の就職活動時代に、
”東急ハンズ”が”ニーズをウォンツに変える”と
声高に言っていたのを思い出した。