最終日にようやく見に行くことができた。
森田一朗「すてかん」コレクション(銀座ヴァニラ画廊)。
これ、かなりあちこちのメディアで取り上げられていた。
「すてかん」とは電柱に張ってあったり、路上に置かれてそのまま放置されたポスター、チラシ類で、
プロレス、ストリップショーなどの興行の宣伝に使われたもの。
「すてかん」プラス、平成初期に公衆電話にが貼られたピンクチラシを、
写真家の森田一朗さんが独自に収集し、これら作品を展示販売していた。
場所は、銀座の裏通りの雑居ビルB2にあるヴァニラ画廊という
ちょっと怪しげなところ・・・
高い天井の壁一面に「すてかん」が展示されている。
次がプロレスとボクシング、格闘技系。新日本プロレスが多い
そしてストリップ、ピンク映画とピンクちらし。
通常、一枚でしか見ないものが、壁一面に並べられているとその情景は圧巻!
派手な色づかいは立派な昭和のポップアートだ!
いいね〜。 是非写真に撮りたかったが、そこはNG。
昭和路上のエレジー、路上の華 がよみがえった。
- 作者: 森田一朗
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 1998/07
- メディア: 単行本
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