劇団四季出身、ミュージカル落語の旗手。
三遊亭亜郎改め 三遊亭究斗さんの真打披露公演に行ってきた。
バリバリのミュージカル俳優から春風亭小朝に入門し、落語家に転身。
その後、いろいろあって三遊亭圓丈門下に移り、2014年春にめでたく真打昇進。
披露公演の渋谷文化総合センター さくらホールは超満員。
会場に入った瞬間にピピピと感じる”客層がいつもと違う”・・・
そう、ミュージカルのお客さんと落語のお客さんが
化学反応を起こせずに同居している。
トップバッターの柳家喬太郎さん曰く
「今日のお客さんは全く掴めない・・・」
凄い真打披露公演だった。
柳家喬太郎、春風亭昇太、春風亭小朝、三遊亭円丈。
これだけのメンバーは普通揃わない。
それも全員かなり力が入って、最初から飛ばしている。
これだけでも大満足の上、ミュージカル落語だ!
正直、喰いすぎた。食い疲れた。
ものすごい体力勝負だった・・・ なんでだ?
考えてみると喰い合わせだったかと思う。
ミュージカル落語は素晴らしい!
こんな表現方法があったのかと感嘆した。
しかし、アクティブなミュージカル落語と
喬太郎さん、昇太さんのブラック”ボヤキ”落語。
MLBワールドシリーズとFIFAワールドカップを同時に見たようなもんだ。
そりゃ疲れるわな・・・
でもこの化学反応から落語が進化していくことを期待!