Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「本屋はおもしろい!!」(羊泉社MOOK)

最近この手の書籍、雑誌が多い。

個性派書店、古書店セレクトショップを紹介する類だ。

どうしても掲載される書店が画一化され、

いささか食傷気味ではある。

今週発売は「本屋はおもしろい!!」(羊泉社)

表紙は久米書店でお馴染、壇密だ。


本屋はおもしろい! ! (洋泉社MOOK)

本屋はおもしろい! ! (洋泉社MOOK)


中に面白い記事があった。

都道府県別 地方チェーン書店MAP

都道府県別に販売実績ベスト3〜10の書店名をあげる。

例えば

(千葉県) ・未来屋書店 49,431百万円
      ・すばる書店 10,499百万円
      ・オークスブックセンター 4,221百万円
      ・ときわ書房 2,400百万円
      ・多田屋書店 1,417百万円


(愛知県) ・ヴィレッジヴァンガード 38,932百万円
      ・いまじん白揚 19,846百万円
      ・精文館書店 19,575百万円
      ・あおい書店 11,314百万円
      ・三洋堂書店 3,583百万円

 ※販売実績は2012年度。「出版ニュース」2013年11月号より



なんか「書店ランキング」というには違和感がある・・・

そうなのだ、その都道府県に本社のある書籍小売法人のランキングだ。

一般の人から見る書店ランキングとは明らかに異なる。

しかし、取次や出版社などの関係者にとっては非常に興味深い!
 

他にも

ヴィレッジヴァンガードは今おもしろい本屋なのか!?(永江朗

・「脱取次依存」時代の書店経営

・座談会「これからの本屋」を考える


などなど、BRUTUSダ・ヴィンチとは少しテイストが違うぞ。