池上彰さんの解説は活字でも本当に分かりやすい。
世間を賑わす「イスラムの世界」も本書を読めば、
たった2時間強でマスター出来る。それもかなり深いレベルで!
シオニズムとパレスチナ分割、中東戦争、イラン革命、アフガン戦争
肝心のイスラム教については全く無知だったことを
本書を読んで痛感した。
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 単行本
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・ムハマンドは預言者であり、イスラム教ではイエスも「預言者」。
・イスラム原理主義と過激派はイコールではない。
などなど・・・
結局イスラム教のことは、ほとんど知らなかったのだ
もちろんマスコミ媒体での詳しい解説も全くない。
本書で目からウロコが落ちたことがありすぎた。
世界情勢を語るには「イスラム」への理解は欠かせない。
入門書としては、オススメの一冊である。
活字の行間からも池上彰さんのやさしく丁寧な解説が滲み出ている。