北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』を
遅ればせながら観てきた。北野監督が初めて撮った
「笑いに正面から向き合った映画」だそうだ。
引退した元ヤクザの龍三親分がオレオレ詐欺に引っかかったことから、
昔の仲間 “七人の子分たち” を呼び寄せ、若者たちを成敗しようと
世直しに立ち上がる姿を描いたコメディ映画。
とにかく小難しいことは何もない、”娯楽映画”という言葉が
一番似合う。馬鹿笑いはないが最初から最後まで笑える。
観終わった後に何も残らなかったが・・・それでも全く問題ない。
昔のクレージーキャッツ映画や森繁の社長シリーズに
テイストが似ているかもしれない。
とにかく「痛快娯楽映画」なので観てください。
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今、何故「北野武監督」がこの作品を撮ったのか?
それは雑誌「CUT」5月号の独占2万字インタビュー
で確認することにしよう。
ジジイ達と敵対する京浜連合の親分がヤスケン(安田顕)
だったのは嬉しかった。