「大きなことを言うようですが、今や春風亭柳昇と言えば、
我が国では…(沈黙)、わたし一人でございます…」。
で有名な(だった)5代目春風亭柳昇が亡くなられてはや13回忌。
高田文夫先生のプロデュースで13回忌追善公演が
紀伊國屋ホールで開催された。
メンバーは、柳昇師匠の総領弟子である昔昔亭桃太郎を筆頭に
瀧川鯉昇、春風亭昇太。そして我らが高田先生。
オープニングでいきなり高田先生登場。
メンバーを紹介し、全員舞台上に。
高田先生「桃ちゃん(昔昔亭桃太郎)から電話があって、
”どうも今年が師匠の13回忌らしんだよ。高田さん何かやってよ”だって・・・
丸投げだよ丸投げ。しかも俺は立川流だよ。この一門は全く・・・」
それに桃太郎師匠が
「だって俺が言っても、昇太は事務所通してくれとか言って
言うこときかないから。高田さんが言えば昇太は言うこと聞くんだもん。」
などと冒頭から桃太郎師匠のわけのわからないボケと
高田先生のツッコミで大爆笑。この時点で”来て良かった”と満足感。
ここから落語三席。順番はその場でジャンケン(笑)
・人生が二度あれば(春風亭昇太)
そして仲入り
仲入り後は柳昇師匠の登場。
舞台上から柳昇師匠のイラストパネルが降りてきて高座の上に。
ホール内に生前の柳昇師匠の音声が流れわたる。
元気にカラオケを歌う柳昇師匠・・・(笑)
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そして最後は出演者全員による「柳昇師匠を偲ぶ」。
なんといっても、これが本日の目玉。
いやー笑った笑った。近年にないぐらい心の底から笑った。
桃太郎師匠のボケに三人が寄ってたかってツッコミまくる。
鯉昇師匠もいいタイミングでナイスなボケを入れる。
高田先生のコンピュータのように正確で、
刃物のように鋭いツッコミを心から堪能した。
しかも高田先生、4人の中で一番元気だ!
とにもかくにも今日は笑いすぎた。