Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

2015年 9月期釣行 その二

釣行の二日目。

戸石川の次は桧沢川のK森沢を目指す。


国道289号から見る桧沢川は無残に護岸が削られ、

流木や大きな岩が山積みになっていた。

途中の橋は流され、電柱は曲がり、田圃は水をかぶる。

材木工場は土台の下が水流で抉られ中に浮いていた。

これはひどい・・・


案の定、K森沢への道は通行止めだった。

マス釣り大会の会場、通称”学校下”も

渓相は跡かたもなく、水は乳白色に濁っていた。


次に向かった荒海川も本流は荒れ果てていた。

F沢下の道路も陥没して通行止めに。

もはや釣りどころではない。

F沢で竿を出すがほとんど釣果なし。

N沢は「大宴会in南会津」とやらの野外イベントで

車を止める場所がなく、早々に退散。

午前中は釣りにならず早い昼食で、午後の作戦会議とする。



昼食はいつもの「農家レストラン喬屋」で蕎麦を食べる。

ここの蕎麦は美味い。今回は”まいたけ天ぷら”もつける。




午後は、初日に続き困った時の”K沢”に戻る。

ここで最近絶好調のAさんがまたも32cmの尺岩魚を釣り上げる。



「狙ったポイントで30分アタリがなかったがじっと粘り、

 引き合わせで魚を誘いながら、深みを狙った」

このポイントは背丈以上の草むらをかき分けながら

50m以上も進まなければならず、普通ではとても近づけない場所・・・


この粘りと執念!

これこそが尺岩魚を釣れるか、釣れないかの分岐点

俺に一番欠けている要素だな〜

もちろんテクニック(技術)も必須なのだが・・


次に河内川観音川に行くが両川とも既に釣り人が入っており、

男女川(なめがわ)に行くが、アタリすらない釣果ゼロ。


二日目は湯野上温泉の定宿”ひらのや”に

またも尺岩魚恒例の白ワインで乾杯!

飛露喜、風が吹く、写楽など銘酒を飲み干す



三日目は、小生の「泣きの一回」で戸石川に、

昨日逃した28cm岩魚にリベンジを!

しかし渓流釣りはそんなに甘くない・・・

一時間半粘ったが、MAX20cmのサイズに止まった。

そして帰り道は三度、K沢へ。

Hさんが28cmを筆頭に入れ食い。

小生もM滝下の通称“プール”で入れ食い。




やはり今年もあの格言は生きていた。

K沢と戸石川に外れはない!


大自然の中での渓流釣りは、

釣れても釣れなくても本当に気分がいい。

そして気の合う仲間たちとの楽しい会話と釣り談義、

こんなに素晴らしいリフレッシュはない。

渓流釣りの2015年シーズンも今回で閉幕。

みなさんお疲れ様でした。

来年の4月1日まで半年間、さて何しますか?