Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

三たび「中村仲蔵」  志の輔らくご

恒例、赤坂ACTシアターの志の輔らくごへ行く。

大忠臣蔵」「中村仲蔵」を聴くのは三度目。

中村仲蔵」は現時点で私が一番好きな落語だ。


いや、落語という言葉で説明するのが

全く持ってもどかしい。

そんな次元ではないのだ・・・



今回は、初日それも真正面のすばらしい席だった。

やはりベストポジションで聴くと違う!

前回以上に興奮している。

やはり志の輔らくごは凄すぎる!


一緒に行った落語好きの友人も感動してくれた。

誘った甲斐があったというものだ。



志の輔師匠に近い友人から

こんなことを聞いたことがある。

中村仲蔵ってのは、志の輔師匠そのものなんだよ」

江戸時代中期、浪人斉藤某の子として生まれ、
血筋が何より大切とされる歌舞伎界にあって
門閥外から大看板となった立志伝中の役者”初代中村仲蔵”。
一心不乱に芸を磨き、「芸きちがい」と呼ばれながらも
歌舞伎に新たな境地を切り開き、大名跡・芸神となる中村仲蔵の姿に、
落語家「立川志の輔」の生き様を見たような気がする。