Makotsu Garage

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現代日本バカ図鑑(文藝春秋)

なんと力のあるタイトルだ。
つい平積みから手に取ってしまう。
現代日本バカ図鑑
〜日本に蔓延るバカをなできり!

現代日本バカ図鑑

現代日本バカ図鑑


ここで取り上げるバカの定義はこうだ。

バカとは知識のないことではありません。
バカとは価値判断ができないことです。
特に政治家は日々価値判断を下すのが仕事です。
そして政治家の判断は国民の生命に関わる。
だから政治家がバカだと本当に困る。


以下、5つの章に分けて
のべ74人のバカ達をなで切りにしている。
その切れ味は抜群で、読んでいて気持ちいい


 ・第一章 バカの生態
 ・第二章 政治家は顔で選べ
 ・第三章 今週もバカ
 ・第四章 われわれの敵
 ・第五章 やっぱりダメな人


のべ74人に登場人物のうち
複数回登場する選ばれしバカの名は
石原慎太郎橋本徹松井一郎菅直人
山本太郎安倍晋三小泉純一郎籾井勝人NHK)
なるほど・・・と思う人が多いのではないか。


本書のむすびはこうだ
「バカは死ななきゃ治らない。でもバカが死ぬまで
 待っていたら先に国が滅びるわけで、危険なバカが
 出てきたらペシャンと潰さなければならない。
 政治とは、そして社会を維持するとはそういくことだ」


ペシャンと潰せるかどうかは有権者次第、
有権者もバカになってはいけない。