なんと力のあるタイトルだ。
つい平積みから手に取ってしまう。
「現代日本バカ図鑑」
〜日本に蔓延るバカをなできり!
- 作者: 適菜収
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/01/12
- メディア: 単行本
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ここで取り上げるバカの定義はこうだ。
バカとは知識のないことではありません。
バカとは価値判断ができないことです。
特に政治家は日々価値判断を下すのが仕事です。
そして政治家の判断は国民の生命に関わる。
だから政治家がバカだと本当に困る。
以下、5つの章に分けて
のべ74人のバカ達をなで切りにしている。
その切れ味は抜群で、読んでいて気持ちいい
・第一章 バカの生態
・第二章 政治家は顔で選べ
・第三章 今週もバカ
・第四章 われわれの敵
・第五章 やっぱりダメな人
のべ74人に登場人物のうち
複数回登場する選ばれしバカの名は
石原慎太郎、橋本徹、松井一郎、菅直人、
山本太郎、安倍晋三、小泉純一郎、籾井勝人(NHK)
なるほど・・・と思う人が多いのではないか。
本書のむすびはこうだ
「バカは死ななきゃ治らない。でもバカが死ぬまで
待っていたら先に国が滅びるわけで、危険なバカが
出てきたらペシャンと潰さなければならない。
政治とは、そして社会を維持するとはそういくことだ」