レコードと暮らし（夏葉社）読了

これも新潟の北書店で購入した本。

吉祥寺の出版社「夏葉社」さんの出版物

著者は高円寺「円盤」（喫茶店、CDショップ？）のオーナー。

店で扱うのは、全国各地の自主制作盤（レコード）と
「円盤」で作成したレコード。

本書で紹介しているのはそんなレコードの数々

レコードと暮らし

ここに紹介されているのは
「音楽を売るために作られたのではないレコード」
それにしても多種多様なレコードがある。

自費制作盤、企業のプロモーション、イベント記念、
教育教材、卒業記念、社員旅行記念、雑誌の付録、
アイドルのウイスパーカード。
スナックで歌ったカラオケの曲をその場で
レコードにしてお土産に・・・なんてのもある。

決して聞きたくはないが、制作者のの思いは十分に伝わってくる。
レコードからネット上での配信、動画とメディアは変ったが、
根底は何も変わってないようだ。

本書の中で多くの文量を割いている
・佐藤達雄と「おやじの海」（村木賢吉）
・沼津市立大岡中学校のブラスバンド部
のエピソードが非常に面白かった。
でも決して聞きたいとは思わない・・・（笑）

ビートたけしのオールナイトニッポンで
ウイスパーカードというものを初めて知った。
今聞いても貧相なトーク内容と棒読みの台詞
たけちゃんがネタにするわけだ（笑）