意味深なタイトルだ。
野球賭博での逮捕に時を合わせたように
書店店頭に重版が並びだした。
- 作者: 広岡達朗
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: 単行本
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タイトルは「巨人への遺言」とあるが
「巨人」への提言だけでなく日本プロ野球
(NPB)全体への提言となっている。
著者が広岡達郎、出版社が幻冬舎とくれば
相当に辛口な内容を期待したが、
わりと一般論に近い内容であり、」
少々物足りなさが残る。
「なんでもメジャーの猿まねをしたがる・・・」
と苦言を呈していながらも、MLBのコミッショナー
システムを範としたNPBの改革を提言する。
文末は「もう一度GMをやりたいと締めくくる。」
広岡達郎 84歳。
まだまだ”やる気まんまん”であった。