Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

イベント「つかこうへいとは、何者だったのか?」

新田次郎文学賞受賞記念イベント

「つかこうへいと、は何者だったのか?」

水道橋博士樋口毅宏長谷川康夫
7月7日(木)19:00〜 la kagu 


長谷川康夫さんの著作「つかこうへい正伝」
関連のイベントの第二回目。

前回は「私の体の一部はつかこうへいで出来ている」
と豪語する柳家喬太郎師匠だった。


今回はクセ者の両名が登壇するので、
自ずと期待は高まる



水道橋博士がつかこうへいに、これ程までに
傾倒していたとは・・・今回初めて知った。

水道橋博士樋口毅宏(小説家)も
「つかこうへい事務所」の芝居(〜1982年)は
観ていない。しかし、すべての著作の中身を
暗記する程のつかこうへいフリークだった。


「つかこうへい正伝」の記述内容を中心に
徐々に熱いトークショーになっていった。



まずは両名が熱烈にオマージュしようと
努力する「つかへい腹黒日記

 ・毎日、道玄坂でヤクザと麻雀やってたの?
 ・見城の刃傷事件の真相は・・・
 ・トイレタンクのメイプリリーフ金貨は本当?


そして、天才つかこうへいが一目置いた演出家
中野幾夫について。

 ・彼はどんな人だったのか、今は?

「口立て」演出の正当な後継者は錦織(少年隊)?


1983年以降の没年までの「つかこうへいの功績」・・・
確かに代表作は生まれなかった。
俳優を鍛えたことは功績と言えるのか?



利に聡い」=自分の利益となる物事に敏感であるさま
つかさんのエピソードが語る中で
この言葉が出て皆、納得してしまった(笑)


トークも面白かったが、2本の秘蔵映像公開という
物凄いサプライズがあった。

 ・舞台中継「出発」(1978年)東京12チャンネル
 ・ドキュメンタリー番組での「少年隊」に対する
   つかこうへい自身の「口立て」演出風景


これらは凄すぎて凄すぎて・・・
別の機会に記すことにします。


いやー非常に面白かった!

とりあえず、
もう一回、つかへい腹黒日記を全部読もう!


つかへい腹黒日記 (角川文庫 (5892))

つかへい腹黒日記 (角川文庫 (5892))


つかへい腹黒日記 (Part2) (角川文庫 (6084))

つかへい腹黒日記 (Part2) (角川文庫 (6084))


つかへい腹黒日記〈PART3〉 (角川文庫)

つかへい腹黒日記〈PART3〉 (角川文庫)



そして、つかへい腹黒日記をオマージュしているという

この作品も!


お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)

お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)