Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

合同出版寅会 開催

7月29日に日本出版クラブ
「合同出版寅会」が開催された。
本会は少々説明が必要なのだが、


元々、大先輩たちによる五寅の会(五黄の寅年生まれの会)
という出版業界では超有名な会が存在した。

その一回り下の寅年生まれ(我々)による子寅の会
そのご指導のもと20年来続いてきた。
今回は親会である「五寅の会」と「子寅の会」が
初めて合同で開催された。





「五寅の会」のメンバーは錚々たるメンバーである。
出版業界の重鎮であり、今でも現役バリバリの方ばかり。

「五寅の会」の入会資格は、以下の条件を満たす者に
 限るというスピーチを伺った。

 1)会社を牛耳っているか
 2)会社から徹底的に嫌われているか


「会社の看板ではなく、魂で仕事をしている者に限る」
と理解した。これはまさに諸先輩の足跡そのものである。


子寅会のメンバーに向かって、
「お前らちゃんと魂で仕事してるのか?」
「看板だけで仕事してないか?」
と叱咤されていると受け止めた。

 


最後に「子寅会」から「五寅の会」の面々に
感謝の意味を込めて記念品を贈呈した。

記念品は、柴又帝釈天の寅さんのお守り。


短い時間ではあったが、諸先輩の薫陶に触れる
貴重な時間を持つことができた。
「五寅の会」の諸先輩、幹事のSさん夫妻、Aさん、
本当にありがとうございました。


この刺激が熱いうちに自らを奮い立たさねば。
そして「孫寅会」に継承させるのも我々の
重要な使命であることを認識する。


 大長編小説礼讃


「本が売れない、読まれない・・・と嘆いてばかりいるが
 今は業界人さえ本を読んでいないのではないか?」
「もう一度、率先して本を読もう。」

と先輩が紹介してくれたのは、
大長編小説礼讃」(高田宏 著)だった。