Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「シン・ゴジラ」のマーケティング

シン・ゴジラ観た。

いい意味でも、
悪い意味でも
言いたいことはたくさんありそうだ。


評判はいいらしいじゃないか・・・

興行収入もドリー、ワンピ―スを抑えて一位!



興味深い意見として、
シン・ゴジラ」のマーケティンにグについて
天狼院書店の三浦社長がホームページで語っている。


・あえてつまらない宣伝用CM(トレーラー)を作り
 前評判をコントロールする 
 →この結果、封切り日の映画館はガラガラ


・コンテンツの質には絶大な自信があり、
 映画を観た観客の口コミ(バス)により
 封切り3日目の劇場は満員となる。
 

・コンテンツの質を極限まで高め、
 バス(口コミ)の爆発力を信じて、庵野秀明氏は
 あえてトレーラーを「劣化」させた。
 「劣化」させることによって、「本編」との
 大きな大きなギャップを作ったのではないか?


・トレーラーを観て、はなからバカにしていた人は、
 あの「コンテンツの質」をみせられて、きっと、
 少なからず「返報性の心理」が働いたはずです。
 簡単にいえば、「バカにして悪かった、
 本当はすごかったんだな」と逆に応援者に回った。


確かに、私もこの心理状況に近かった・・・